はじめまして!弁護士法人ALGで、代表及び医療事業部長をつとめております。弁護士・医学博士の金ア浩之です。
これまでの日本の弁護士業界は、取扱分野の専門性を強化するのではなく、あらゆる法律問題に対応できるゼネラリストの養成を主眼としてきました。
その理由は、そもそも多くの弁護士がゼネラリスト志向であったことに加えて、依頼される案件は何でも受任しないと経営が成り立たないという現実に直面していたからです。
しかし、今日、弁護士事務所・法律事務所の法人化が認められるようになり、また広告活動も解禁されたことから、弁護士事務所・法律事務所の大規模化と、専門分野・得意分野に特化した集客が可能となりました。
このような弁護士を取り巻く環境が法改正により大きく変化したことで、いよいよ日本の弁護士もゼネラリストからスペシャリストへと大きく転換できる時代が到来したわけです。
さて、その中でも医療事故・医療ミスの分野(私たち法律家は、これらを”医療過誤”と呼びます)は、特に専門性の強化が著しく遅れた分野です。
その理由は、皆さんが想像するとおり、医療裁判は、純粋な法律論争というよりは、高度な医学論争に発展することが多いからです。
とりわけ、患者側の弁護士にとっては、医療機関側の弁護士と違って、医療の専門家を相手取って裁判を行わなければならないことから、弁護士の取扱分野の中では最も専門性・難易度が高い分野だと指摘されております。
この”患者側の弁護士としての専門性”のハードルの高さは、専門家養成の大きな壁として立ちはだかり今日に至っております。
弁護士法人ALGでは、他の弁護士事務所・法律事務所に先駆けて、医療過誤を専門的に取り扱う医療事業部を創設し、医療事業部に専属する弁護士を配置して、その専門性を強化する仕組み作りに取り組んできました。
その結果、これまで多くの実績を積み上げてきました。
弁護士法人ALGでは、医療裁判例の研究は当然のこととして、基本的な医学的知見に関する研修会・勉強会を所内で実施するとともに、850冊を超える医学書・論文を取り揃えて、医療事業部所属の弁護士たちが不自由なく医療事件に取り組める環境を整備しました。
弁護士法人ALGはこれからも、ひとりでも多くの医療過誤の被害に遭われた患者さんやそのご家族の方々を救済できるように、医療裁判の専門性強化に組織的に取り組んでいく所存です。よろしくお願いします。
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