こちらは解決事例「分娩中に心不全を発症した母親に対し、診察なしにATP(アデホス)を投与したところ母児の循環不全が起こり、児が脳性麻痺となったことについて、1億9440万円(産科医療補償制度補償金既払金を含む)の和解が成立した事例」のページです。
出産の娩出時、不適切な牽引行為があったため(非愛護的牽引)産まれてきた子供の腕神経叢が損傷してしまった。その結果、子供に上腕の可動域制限が残ってしまった(上腕機能障害)ことから、弊所にご相談くださいました。そこで、出産をした病院に対し、不法行為または債務不履行に基づき、賠償金2487万1908円を請求した事案です。
ご相談をいただいてから1年1ヶ月、通知書の発送から8ヶ月をそれぞれ経て、訴訟に移行することなく、和解が成立しました。
相手方が請求内容を認めたため、賠償金2487万1908円を相談者に支払う内容で和解が成立し、初回相談から約1年で、請求額満額の賠償金を得ることに成功しました。